2018年夏・北陸旅行3日目「多彩!石川・能登巡り」

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北陸旅行3日目は新潟・富山と場所を移してから3県目の石川です。

石川では新潟・富山とは違って、1か所に留まるタイプの観光よりも、好きなところにたくさん行く巡り方の方が向いていると思いますので、色々なところに行きました。ただし、今回ご紹介する行程は移動距離も長く帰りはなんとかギリギリ帰ってくるという状態でしたので、実際にはいくつか削って行くのが良いかと思います。

石川県には、前日の立山から下山してから入り、金沢駅前のアパホテルに宿泊しました。ちなみにアパホテルは金沢に第一号店が置かれてそこから全国展開されていったのですね。せっかくなので、アパホテルカレーを買っていきました(笑)

脇道に逸れ続けますが、このカレーが結構美味しかったです。駄菓子のビッグカツとキャベツを載せて金沢カレー風に。

さて、ここから話を戻します。

金沢駅・金沢百番街

学生時代(2011年頃)に住んでいた時とは大幅に変わっていて、北陸新幹線の開業に合わせて金沢駅がリニューアルされていました。なんでもアメリカの雑誌において、世界の名駅14選の中の6位に入ったのだとか!(かと言って、わざわざ記念撮影するほどのことではないかもしれませんが、特に海外観光客の方は写真を撮っていた気がします)

駅の出口付近には謎のオブジェ「郵太郎」が置いてあります。ポストの機能も果たしているようです。

一応公式ページも存在してました

こちらも駅中にいましたが、有名な「ひゃくまんさん」ですね。ちなみに名前は「加賀百万石」(前田利家などの前田家の領地であった加賀藩の規模が安定的に大きく百万石以上であったこと)が由来となっていますが、公募により決定したようです。

金沢には前日から入っていたので、居酒屋巡りをしました。金沢駅から徒歩10分ぐらいのところで飲みましたが、「金沢百万石BEER(ペールエール)」が濃厚で味わい深くて美味しかったです。

おススメは白エビのかき揚げ!サクサクの衣を噛んだ瞬間に香ばしいエビの香りがして、ビールのお供に最高でした。あまりに美味しかったので、おかわり。

地酒の「手取川純米大吟醸」も注文。

らーめん「大河」

22時近くでしたが、土曜日ということもあってか、道路の外に結構人が並んでいました。40分ぐらい待ったような気がします。

らーめんを食べる前に「特製野菜ジュース」が出てきました。
そしてこちらがメニュー表。

「味噌らーめん」。    そしてこちらが「黒味噌らーめん」。イカ墨が入っているため、黒くなっていますが、濃厚でしたが、居酒屋で食べ飲みした後でもペロリと食べられるぐらい美味しかったです。

お好みで十味を加えられますが、らーめんの味がとても濃厚だってので、必要ありませんでした。

 

近江町市場

金沢観光ではやはりここはマストだと思います。金沢の台所「近江町市場」

夏でも涼しく感じられるように、所々に氷が置いてありました。

いくつかのお店では、ホタテ・ウニ・お刺身など売っているものが、その場で食べれるようになっていました。ホタテも身が大きくて美味しかったです!

揚げ物も売ってるので、食べ歩きするだけで楽しいです。

押し寿司も売っていました。

「どじょうの蒲焼」。身はあまり無いのですが、石川の人はカルシウムなどの栄養補給のために食べるとお店の方が言っていました。

色々なお店で海鮮丼が食べられるので、逆にどこで食べるか悩んでしまいます。

海鮮ドーン。

そして「のどぐろの炙り」1貫500円でしたが、やっぱり美味しいですね。

湯涌温泉街

金沢で有名な温泉街はたくさんあります。

  • 山代温泉
  • 山中温泉
  • 片山津温泉
  • 和倉温泉
  • 輪島温泉
    加賀温泉郷(山代・山中・片山津・粟津)

湯湧(ゆわく)温泉はあまり聞き慣れない温泉かもしれませんが、「花咲くいろは」というアニメのモデルの地でもあり、同アニメの祭りが実際に現地で行われるなど、花咲くいろはをきっかけに観光客も増えて、特に放映当時は盛り上がっていました。

写真は柚子サイダーの「柚子乙女」。一本250円~280円前後で買えますが、すっきりしていて夏にピッタリの飲み物です。

この温泉街の特徴ですが、場所も金沢から30分程度の地ということもあって、土曜日であっても人通りはほとんどなく落ち着いているので、休息の地としては最高の場所です。学生時代にも研究の合間に良く訪れました。川のせせらぎの音が聞こえてきます。

このように「花咲くいろは」の登場人物の写真が、ポスターや看板など色々な所にありました。2011年に放映されたアニメなのですが、毎年アニメの中のお祭り「ぼんぼり祭り」をやっていそうで、未だに影響力がありそうです。

「ぼんぼり祭り」という名前の通り、神様が通る道が分かるように願い事を書いたぼんぼりをたくさん並んでいます(アニメのように願い事は書いてありませんでしたが)。

足湯があって、ゆるめのお湯だったので、夏でもゆったり入ることができました。柚子サイダーを飲みながら入るのが気持ちよくて最高でした。

ひがし茶屋街・主計茶屋街

金沢の人気の観光地といえば、ここで、たくさん人がいましたが、午後はやはり暑くて、外は長く歩き回れませんでした。古都らしい趣のある街並みで美味しいスイーツが食べられるので、おやつ時の観光には最適です。

甘味カフェ「茶ゆ」に立ち寄りました。最中、黒どらやき、バーガー、カップ、コーンなどの好きな食べ方と色々な味を好みに合わせて組み合わせることができます。

写真は黒どら焼きアイスです。

かき氷 on アイスもできました。氷が甘くて美味しかったです。

千里浜なぎさドライブウェイ

お腹もいっぱいになったところで、今度はドライブメインの観光にシフトしました。次は、日本で唯一砂浜を自動車で入れる「千里浜なぎさドライブウェイ」に行きました。

千里浜なぎざドライブ「ウェー」な看板もありました。

こんな感じの道がずっと続きます。車が泊っているところのすぐ脇が海なので、海にもすぐ入れます。

海は波も程良く気持ちよかったです。せっかくなら長いこと入っていきたいですね。

能登ゆめてらす

次は石川の北部、能登に向かいました。

PAの「能登ゆめてらす」からは能登の景色が一望できるということで来てみました。展望台は、この先にありました。

と、その前に刺客が。。。ここでヤギと戯れている間に20分時間が過ぎていました。お腹を空かせていたのか草をたくさん食べていました。

そしてこちらが展望台からの見晴らし!海が見えて、時々吹いてくる風がとても心地良かったです。

そしてPAエリアで買ったプリンをここで食べたのでした。これまた濃厚で美味。

千枚田・輪島温泉

道の駅「千枚田ポケットパーク」から見える景色がこちら。金沢から通算すると3時間程度走り、なかなか着くまでが大変でしたが意外と観光客も多く、写真撮影をしたり下に降りたりする人がいました。ここで60分ぐらい過ごしました。

これは案山子(かかし)がモデルの輪島のソウルフードとのこと。

ウインナー、ウインナー、うずらの卵というシンプルな組み合わせながら、子供にはウケるだろうなと感心。在庫無かったのですが、どうしても食べたくて頼んだら、揚げてくれました。「ハイ、お嬢ちゃん」と渡されたけど、子供と思われているのかな。揚げたてメチャ熱い。

 

千枚田でずっと歩いていたら汗だくになったので、近くの温泉を探したら、700円で入れる輪島温泉を見つけました。気分爽快!とてもリフレッシュできました。

ゴーゴーカレー輪島店

せっかく石川に寄ったので、石川らしいチェーン店にも行こうと思っていたところ、「ゴーゴーカレー」が輪島の道の駅にもありました。
(石川ならではのチェーン店はこの他にも「カレーのチャンピオン」、「8番らーめん」などがありますね)

東京などにも出店されているので、食べたことがある方もいるかと思いますが、金沢カレーの特徴のドロドロとしたルー、そしてカツとキャベツがセットになった、結構ガッツリめのご飯で、学生の時にはお世話になりました。

↓券売機も賑やかな感じですね。

そして、ロースかつのファーストクラス(特大)です。

本当はトッピングを追加しようと思っていたのですが、何を勘違いしたのか、量が多いやつを選んでしまい、涙目で食べました。

でも、店員さんがとても気さくな方で、励ましながら色々と話しかけてきてくれて、大変助かりました。(東京で食べるゴーゴーカレーは作っている工場が違うので、味が微妙に違うとか裏話もチビチビと笑)

 

そしてゴーゴーカレーを食べた頃には19時45分頃でしたので、約6時間かけて千葉に帰りました。

いかがでしたでしょうか。最後の石川県は本当に色々と回ることができて、ここ最近の中でもすごく動いた観光旅行で、3日間通してとても充実した良い旅になりました。
夏の北陸旅行の魅力が少しでも伝われば幸いです。